新人スタッフ水質分析実習(8)
皆様こんにちは!
新人スタッフのKです!
先月は結局実習ができませんでした。
それというのも、人生初のインフルエンザに罹っていたのでした。
手洗いうがいは欠かしていなかったのですが・・・。
まだノロウイルスも流行っているようなので、皆様もお気を付けて!
先日、会社で鏡開きが行われ、お雑煮がふるまわれました☆ミ
なんと今年は一日で完売!
翌日、もう一度作っていただきました。
具だくさんで、付け合せにおしんこまで付いて大変美味しかったです。
早く食べたくて写真をとることを忘れてしまいました!すみません!
昨年度の鏡開きのようすは、過去のブログにありますので是非そちらもご覧ください。
引き続き実習報告をします。
観測場所は札幌市某河川です。
水質結果は環境基準A類型と比較してみます。
一面真っ白です。
そして川の上流をよく見ると・・・
凍っています!
上流側は凍結しており、また、いつもの採水場所には行けないほどの積雪でした。
なので5mほど下った場所で採水することにしましたが・・・
奥半分、右岸側が凍結しています。
しかも、写真では分かりづらいのですが、川底も凍っています!
こういった場合、氷を割るなどして、ちゃんと採水ができるようにするそうです。
この日の私は、このような状況を想定して道具を持っておらず、準備不足でした。
なので、川岸から手を伸ばしつつ短い柄杓で採水し、流心(川の流れの中心)では採れていません。
今回はカモ好きの先輩と二人で行きました!
冬季の河川での採水は危険が伴うので、同行して頂きました。
残念ながらカモはいませんでした。
冬の間はどこで過ごすのでしょうか。
白い雪と白い容器で何が何だか分からなくなったので、近くの階段にて写真をとりました。
以下、分析結果です。
気温はプラスですが、水温は0.0度!
pHは通常通り、
SSは年間平均を大きく上回っています。凍結で川幅が狭い・水深が浅いせいなのか、見た目が汚い水だったので、この河川の通常ではないと思われます。
BODは年間で見ると平均的な値となりました。
DOは、水温0.0度の飽和溶存酸素量14.15に近い値になりました。
大腸菌群数は水温に比例せず、前回よりも増えています。これは今回の水が汚く、土などが多かったためと思われます。
今回は学ぶことの多い実習となりました。
北海道では冬に河川が凍結することがあります。なので、氷を割るためのスコップやつるはしなど色々な道具を持って採水に行くそうです。
今回の私の場合は、まずスコップ!そして川岸からでも流心に届く長い柄杓が必要でした。
まだまだですね!
先ほども書きましたが、冬の河川は危険です。凍結してスケートリンクのように見えても立ち入らないようお願いいたします。
札幌市のホームページにもあるように、河川への投雪は禁止されています。雪がダムになってしまい、氾濫することがあるそうです。
また、雪がどっさりあると、子供たちが遊んでしまうことが考えられます。スペースがあるからと言って河川に捨てるのはやめましょう。
それではまた次回!