客土試験
植物の生育条件には欠かせない栄養素や排水性能、保水力等を分析し土壌の状態を知ることで維持、管理、改良等を円滑に行えるようになります。
さらに各々の項目に対して基準値が設定されており、その合否判定も可能です。
また、一般植栽を目的とした基盤用土の基本的な性質を把握する場合においても、その良い材料となります。
客土試験項目
試験項目 | 方法 |
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粒径組成 | JIS A 1204 土の粒度試験方法 |
飽和透水係数 | 変水位法 |
有効水分保持量(pF1.8~3.0) | 遠心法及び砂柱法 |
pH(H2O) | ガラス電極法 |
腐植含有量 | チューリン法 又は 燃焼法 |
全窒素含有量 | ケルダール法 |
塩基交換容量(CEC) | セミミクロSchollenber法 |
客土参考資料:基盤整備工事共通仕様書・施工関係基準平成16年度7月版