アスベスト測定
平成17年頃から、アスベストの社会問題が大きく報じられるようになりました。
所有や管理している建物にアスベスト(石綿)が使用されているかご存知ですか?
使用しているのは分かっているが、どうしたら良いか分からないなど困っていませんか?
当社は、従来より空気中のアスベスト濃度を測定したり、建材のアスベスト含有率分析を行っております。
現在、アスベスト処理工事中におけるアスベスト濃度の基準値は特に設定されていませんが、大気汚染防止法において
アスベストを取り扱っている工場において、敷地境界でアスベスト濃度10f/ℓという基準値が定められています。
アスベスト測定の背景と現状
アスベストによる健康被害が大きく報道され、これと同時に健康障害防止のための石綿障害予防規則が施行されました。
関係省庁においても、アスベスト問題への対応が早急に進められるとともに、国家機関等においては、吹付けアスベストなどの使用実態調査が行われ、また現時点で使用の有無を確認できていない施設においては、分析調査などにより確認するなど、必要な措置を適切に講ずるよう指導がなされています。
調査の流れ
採取現場及び分析状況
アスベスト基準値一覧
大気汚染防止法 | 特定粉じん発生施設の敷地境界線における石綿粉じん濃度10f/ℓ |
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労働安全衛生法 | 石綿粉じん管理濃度0.15f/㎤。 |
建築基準法 | 建築材料石綿でその重量の0.1%を超えて含有するもの使用の規制。 建築物の所有者等に対し、増改築時の除去等の義務づけ及び既存建築物における石綿の飛散防止対策の推進を図る。 |
廃棄物の処理及び清掃に関する法律 | 一般廃棄物及び石綿含有廃棄物石綿でその重量の0.1%を超えて含有するものについては、他の廃棄物と区別して処理すること。 |