“環境リサーチ”という社名に魅力を感じて入社しました
環境リサーチの前会長の息子さんが常務で、その方と私の伯父が商工会議所の繋がりで知り合いだったことで、伯父から紹介を受けたことがきっかけです。室蘭工業大学で応用化学を学んでいたので、社名の『環境リサーチ』という名前に興味がありました。
大学で学んだことをそのまま活かせるかなと思いましたが、実際に働いてみると試薬の名前などは聞いたことはあったものもありましたが、検査項目などは全く聞いたことが無い項目が多かったです。同期入社の野澤さんは専門学校を卒業し、入社してきたので彼の方が入社してすぐに使える知識が多かったと思います。
私は入社してから勉強したことの方が多かったですね。自分でも勉強しましたが、先輩にもたくさん教えて頂きました。「習うより慣れろ」という感じでしたね。
お客様からの「ありがとう」のお言葉が一番うれしい
私は飲料水の検査をしています。飲み水やプールの水質検査を担当しています。口に入るお水なので、安全・安心に関してはより慎重になります。
臭いに敏感なお客様だと「塩素のにおいがする」というお声がありますが、専門家からすると塩素のにおいがするということは、消毒されているので安全であるという証明になりますが、ご理解して頂くのはなかなか難しいです。
以前、急ぎでビルの水質検査をすることもあり、検査をクリア出来なればお客様に提供できないということがありました。
急ぎだったので通常の検査期間より早く報告した時に、「助かったわ~ありがとう」という言葉を頂いたときは、お客様のお役に立てて良かったと思いました。
「ありがとう」を頂いた時が仕事をしていて一番やりがいを感じる瞬間です。
例年、6月から徐々にご依頼の件数が増えて、8月~9月に繁忙期を迎えます。暑くなると細菌が出ないようするための塩素消毒の量が増える為、夏場は検査項目や検査依頼の数が多くなります。繁忙期はご報告まで2週間はお時間を頂いておりますが、1週間でやらなければいけないこともあります。
お客様としても何かあってからでは遅いですから、早く検査をして報告をしてほしいわけですよね。私自身、「納期に間に合わないかもしれない・・・」と思っている時に、後輩に「何とかなります!」と言われると「頑張らなきゃ!」と思いますね。
挫けそうになったときに、周りが励ましてくれます。ありがたい存在ですねよね。お互いを励まし合いながら仲間と共に繁忙期を乗り切った時は、いつも以上に達成感と充実感を味わう事が出来ます。
働きやすい職場だから、長く務めることができる
この会社の良いところは、居心地が良いところです。
忙しい時はイライラしたりすることもありますが、人に対してイライラしているわけではないので、働きやすい環境なんだろうと先輩と話す事があります。コミュニケーションが取れている証拠なのかなと思います。会社全体での飲み会は節目にはありますが、個人的に誘って飲みに行く事もありますね。飲みに行ってコミュニケーションを取るのも大切ですよね。
年齢層は30代~50代のベテランが圧倒的に多いです。毎年新入社員が入ってきているわけではないので、後輩に対して教え慣れていないというところが課題です。後輩に向けての教育体制をしっかり整えていければと思います。
資格を取得する事が会社の為、自分の為になる
昨年から建築物環境衛生管理技術者という資格取得に向けて、勉強をしています。この資格を持つことで、ビルを丸ごと管理できるようになります。空調設備や空気環境、清掃業など普段、私が携わっていない業務も資格取得に向けては学ばなければなりません。
弊社は空気環境測定もやっているので、実際に業務としてやってみるとテキストで勉強するより実践することで学べるとは思いますが、なかなか出来ていないのが現状です。多岐に渡って勉強しなければいけないので本当に難しいです。
角田社長が資格取得に関して後押ししてくれる方なので、会社の為そして自分の為にも社内でも積極的に資格を取ろうという雰囲気になっています。
良い会社にしたい、働きやすい会社にしたいという社長の想いが伝わってくるからこそ、私たちも頑張らなければと思っています。